神戸支店N.Hさん(2016年入社)※取材日:2025年10月(所属組織名などは取材当時のものです。現在と異なる場合がございます。)
港湾の安全と効率を司る海務監督、港のプロ集団を牽引する「現場力」の要
これまでの経歴
- 2016年
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入社 神戸地区にて現場研修(1年間)
- 2017年
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4月より新入社員の指導役として勤務7月より神戸支店配属。同店営業部にて勤務
営業部内では2部署の経験があります。コンテナからばら貨物まで幅広く経験!
現在の具体的な仕事内容
本船の荷役から輸送手配、営業まで。多様な関係者と連携し、日本の物流を動かす
現在、私は主に3つの業務を担当しています。
ひとつは、本船の荷役作業における「海務監督」です。安全かつ円滑に作業できるよう、お客様や船員をはじめとする多様な関係者と密に連携を取り、現場の指揮・監督にあたります。具体的には、荷役計画の立案、必要な人員や内航船、艀の手配、安全管理のチェックなど、その責任は重大です。
2つ目は、倉庫・トラック輸送業務です。入庫する貨物の手配や、コンテナ・トラック輸送の手配を行います。
3つ目は営業活動で、新規顧客の開拓や既存顧客との関係構築、最適な物流ソリューションの提案が主な業務です。最近では、麦茶の原料となる大麦の輸入案件など、新規のお客様への本格的なアプローチも行っています。
就職活動では、人々の暮らしや経済活動を根底から支える物流のスケールの大きさに惹かれてこの業界に飛び込みました。入社前は体力自慢の体育会系が多いイメージでしたが、実際は文学や歴史を学んでいた人、IT知識に長けている人など、多様なバックグラウンドを持つ社員が集まっていることに良い意味で驚きました。
1日のスケジュール
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- 8:30
- 本船荷役開始、海務監督として現場で指揮/船員と当日の荷役について確認
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- 10:30
- 植物貿易官の検査立会い/翌日の本船荷役の最終打合せ
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- 11:00
- 翌日の本船荷役の人員手配/翌日の本船荷捌き計画書を関係各所へ送付
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- 12:00
- 昼休憩
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- 13:00
- 本船荷役の進捗確認/当月の本船予定の確認と荷役プラン作成/コンテナの荷捌き手配関係
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- 16:30
- 本船荷役終了/当日の荷役が予定通りであったか確認
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- 17:00
- 退勤
この仕事ならではの面白さややりがいを教えてください。
築いた信頼がお客様の力になれたときに感じる港湾の専門家としての誇り
日々の業務で、担当する本船を計画通り、安全に終えることはもちろん大きなやりがいです。しかし、それ以上に達成感を感じるのは、お客様から、当社の担当外である他の港でのトラブルについて相談を受けたときです。通常、港での問題はその場で解決するのが一般的ですが、過去の経験や専門知識を頼りに、お客様が私にアドバイスを求めてくださることがあります。
この相談を受けたとき、日頃から築いてきた信頼関係が、部署や会社の枠を超えて認められたのだと実感しました。私の提案がトラブル解決に繋がり、お客様から感謝の言葉をいただいた瞬間は、単に仕事をこなすだけでなく、港湾の専門家として誰かの助けになれたという大きな喜びと誇りを感じました。このような経験は、自分自身の成長を実感すると同時に、お客様とのパートナーシップをより強固なものにしてくれる、かけがえのないやりがいとなっています。
大変なことや難しいと感じることを教えてください。
港のスケジュールは分単位。予期せぬトラブルには迅速・的確な判断が必要
この仕事で最も大変だと感じるのは、予期せぬトラブルへの対応です。海務監督としての業務は、本船の入港から安全に荷役を完了させるまでの一連の流れを円滑に進めることですが、荷役中にクレーンや積み付けに関わる船の設備に問題が発生すると、作業全体がストップしてしまいます。
港のスケジュールは分単位で組まれており、一つのトラブルが港全体の物流に大きな影響を与えかねません。このようなとき、限られた情報の中で迅速かつ的確な対応策を判断し、指示を出さなければならないことに、最も難しさを感じます。
予期せぬ事態には「やるしかない」と気持ちを切り替えて対応にあたります。この分野は経験がものを言うため、日々の業務を通じて対応力を磨くことが不可欠です。
また、現場作業員と安全意識の違いから意見が衝突することもあります。円滑に、気持ちよく仕事を進めてもらうために、どのような伝え方をすればよいかを常に心がけ、時には柔軟に対応することが必要だと感じています。
印象に残っている仕事を教えてください。
逆境を乗り越え「伝える力」と「前向きなマインド」を習得
仕事で最も困難だったのは、チームメンバーが抜けたことで、それまで2人体制だった業務を1人で担当することになったときです。最初は単純に仕事量が倍になり、目の前の業務をこなすだけで精一杯でした。しかし、このままでは質の低下やミスに繋がると感じ、ただがむしゃらに働くのではなく、業務全体を俯瞰し、乗り越えることができました。
この仕事を通じて最も身についたのは、伝える力と、どんな状況でも前向きに取り組むポジティブなマインドです。当社の仕事は、お客様、作業員、船員など様々な立場や役割の人々との連携なしには成り立ちません。円滑に意思疎通を図る中で、相手の意図を正確に汲み取り、自分の考えを分かりやすく伝える力が磨かれました。また、予期せぬトラブルに直面しても「やってみないと前に進まない」という視点に切り替え、チームで協力しながら課題を乗り越えていくうちに、自然と前向きに物事を捉える姿勢が身につきました。
会社の魅力や働く環境を教えてください。
チームで乗り越える一体感。若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえる環境
当社の所属部署やチームの雰囲気は、「One for All, All for One」という言葉がぴったりです。現場、海務監督、営業の各自がプロフェッショナルとして責任を持って業務を遂行しながらも、困ったときには誰もがすぐに手を差し伸べ、チーム全員で課題を乗り越える文化があります。この一体感が、日々の業務を支える大きな力となっています。
私自身、若手のうちから本船の業務を任せていただいた経験が最も印象に残っています。当時の私にとっては責任の重い仕事でしたが、この経験を通じて、業務の進め方だけでなく、責任感と判断力が身につきました。また、何十年も経験を積んだ大先輩である現場の作業員の方々が、若手の私の話にも真剣に耳を傾けてくださる、素晴らしい環境で挑戦できたことも、大きな財産となっています。上司や同僚との関係性も良好で、仕事で困ったときには誰にでも相談できる環境が整っています。こうした風通しの良さが、若手の成長を加速させてくれていると感じます。
今後の目標を教えてください。
知識とスキルを後輩に伝え、「現場力」でチームの成長に貢献
将来的には、これまでの経験で得た知識とスキルを後輩に伝え、チーム全体のレベルアップに貢献したいです。そして、より複雑で大規模なプロジェクトを成功に導き、会社全体の成長に貢献できる存在になりたいと考えています。
上組の強みである「現場力」は、現場の一人ひとりが高い安全意識と熟練の技術を持つことで実現しています。経験豊富なベテランから若手まで、全員が常にプロフェッショナルとしての誇りを持ち、お客様の大切な貨物を確実に、そして安全に扱っています。この「現場力」をさらに強化し、次世代に継承していくことが私の使命だと考えています。
港湾のプロフェッショナル集団として、この会社をさらに強くしていきたいです。さまざまな貨物を扱うノウハウや、社内のつながりを大切にした営業の信念を次世代にも伝えていきたいと思います。
就職活動中の方へのメッセージ
未来を掴み取る意志を大切に、チャレンジ精神に満ちた上組へ
上組は、社員一人ひとりが自分の仕事に情熱を持ち、たとえ前例のないことでも、「やってみないと前に進まない」というチャレンジ精神に満ちています。
就職活動は、自らの人生を賭けた真剣勝負です。この競争を勝ち抜き、自らが望む未来を掴み取るために、心に秘めた「負けたくない」という闘志や、「必ず勝つ」という強い意志を、決して手放さないでください。
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