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国際物流事業本部 京浜事業部M.Tさん(2023年入社)※取材日:2025年10月(所属組織名などは取材当時のものです。現在と異なる場合がございます。)

多様な貨物と輸送手段を組み合わせ国際物流の最適解を追求

これまでの経歴

2023

入社 国際物流事業本部配属後、神戸地区にて現場研修(半年間)10月より同本部京浜事業部 営業部にて勤務

営業部内では2部署の経験があります。京浜地区だけでなく全国の輸出入案件を取り扱います!

現在の具体的な仕事内容

営業活動からIVPL作成まで、フォワーディング業務を担当

私は、国際物流事業本部にて、お客様の貨物を世界各地へ送り出すフォワーディング業務、特にプロジェクト輸送を主に担当しています。具体的には、客先への営業活動から、輸出入の作業手配、そしてIVPL(輸入船積指示書)の作成まで、一連の業務を行います。

取り扱い貨物は多岐にわたり、大型タイヤ、ガスタービンエンジンといった大型プロジェクト貨物から、医療系貨物、日用品までさまざまです。

私は京浜事業部に所属していますが、顧客や貨物の場所には縛りがなく、国内外問わず、あらゆる場所への物流をコーディネートできるのがこの仕事のおもしろさです。

就職活動では、物流だけでなく商社やメーカーも視野に入れて幅広く業界を見ていました。留学時にコンテナヤードを通ったことがあり、そのスケールの大きさに興味を持ったことが、物流業界に目を向けたきっかけです。上組は日本各地だけでなく世界各地に拠点があるため、多様な物流手段と幅広い経験を積めると考え、入社を決めました。

入社前は港湾物流業というイメージが強かったのですが、フォワーディング事業を行っていることはあまり知られていないというギャップを感じました。また、関西方面では高い知名度がありますが、関東ではまだその存在が浸透していないことも、東京で強く感じています。

1日のスケジュール

  • 9:00
    前日退勤後にメールで受信した海外からの問い合わせ対応/通関書類の作成/客先訪問・ヒアリング
  • 12:00
    昼休憩
  • 13:00
    インドやヨーロッパとのメールのやり取り(ヨーロッパのフォワーダーとは輸入の手配や三国間輸送の手配でやり取り)
  • 15:00
    進行中の案件に対しての課内打ち合わせ/明日以降の作業依頼メール作成/見積り作成
  • 18:00
    退勤

この仕事ならではの面白さややりがいを教えてください。

最適な輸送手段を組み合わせ、顧客のニーズに応える達成感

この仕事のおもしろさは、さまざまな場所に多種多様な貨物を輸送できる点にあります。お客様のニーズに合わせて、船、飛行機、陸送といったあらゆる輸送手段を組み合わせ、最適な輸送ルートを組み立てていきます。

やりがいを感じる瞬間は、自分の知識や経験を活かしてお客様に対してベストな提案を行い、案件を受注できたときです。単にモノを運ぶだけでなく、物流のプロフェッショナルとして最適解の輸送手段を提示し、お客様に「上組さんにお願いしたいです」と言っていただけたときに、大きな達成感を感じます。

それぞれの貨物には特性があり、例えば医療系貨物では薬事法の関係で通関の難易度が高く、大型のガスタービンエンジンではコンテナ船・在来船の両方を扱うなど、専門的な知識とノウハウが求められます。こうした複雑な案件に対して、海上手配から梱包まで一貫して対応し、お客様の期待を超える提案ができたときには、物流のプロフェッショナルとしての誇りを感じます。また、既存顧客からの新規案件に対しても、過去の経験を活かしながら柔軟に対応できることが、この仕事の大きな魅力です。

大変なことや難しいと感じることを教えてください。

海外との連携、スケジュール調整、緊急対応に苦慮

苦労する点として、主に3つの課題があります。

ひとつ目は、海外との意思疎通の難しさです。文化や言語の違いから、こちらの要求が相手に正確に伝わらないことがあります。2つ目は、スケジュールの調整です。時差があるため、迅速な確認が必要な場面でリアルタイムでのやり取りが難しく、作業の進行が遅れる場合があります。3つ目は、緊急対応に苦慮することです。顧客によっては、スピード感をもって自分の知識や対応力が求められることや、緊急の対応・難しい要求を受けることがあります。

このような大変な局面を乗り越える経験を通して、クイックレスポンスや期限厳守といった基本的な行動が、自身の信用に繋がることを深く感じました。忙しくても、すぐに対応できない旨を事前に連絡することで信頼を得ることができ、こうした積み重ねが次の仕事へと繋がっていくことを学びました。

印象に残っている仕事を教えてください。

大型エンジン輸送プロジェクトで得た自信と顧客ニーズを把握する力

これまでで一番印象に残っているのは、入社2年目に担当した、タイ向けに大型エンジンを5機輸送するプロジェクトです。京浜事業部に配属されて間もない頃、引き継ぐ形でこの大きな案件に携わることになりました。

苦労したことは、綿密なスケジュール調整でした。目の前の作業だけでなく、次の工程を見据えて他支店と連携し、計画を立てていくことが非常に難しかったです。何をするのかわからない状態だったので、先輩のイメージ(作業見積もり)を収集・質問し、自分でも理解した上で、それを噛み砕いて現場に伝えるよう心掛けていました。常に先を見据えて計画的に段取りを組むことで、無事に輸送をやり遂げることができました。多くの人々の支えがあって成功できたこの経験は、自分にとって大きな自信となり、その後の仕事に対する姿勢を形作ってくれました。

仕事を通じて特に成長できたのは、顧客のニーズを的確に把握する力と、当たり前のことを徹底する重要性です。営業として、お客様が何を求めているのかを「自分がお客様の立場だったら何を重視するか」を念頭に理解し、潜在的なニーズまで掘り下げることが大切だと学びました。また、お客様の「価格を抑えたい」という要望を叶えるだけでなく、「自分が担当したら」「上組だったら」何ができるかを伝えることや、断られた際に、なぜそういった結論に至ったのかを突き詰めていくことが重要だと感じています。

会社の魅力や働く環境を教えてください。

現場経験の後押しが成長を加速。風通しが良く、アットホームな環境

若いうちから多くの顧客を担当させてもらい、さらには出張や現場へ行くことを上長から支援してもらえるのは、自身の成長に直結すると感じています。顧客は東京だけではないため、新潟に工場がある顧客の現場がベースになるときは出張し、立ち合いをすることもあります。実際に現場に行って作業工程を理解することも重要です。経験することでしか得られない学びは山ほどあり、こうした挑戦を後押ししてくれる社内の雰囲気は、非常にありがたいです。

所属している課は非常にアットホームな雰囲気で、異動してきたばかりの私を快く受け入れてくれました。わからないことがあれば気軽に相談できる、とても働きやすいチームだと感じています。

部全体としてもイベントを行っており、部署内の一体感も感じます。上司や同僚に対しても相談しやすい環境です。課内では週に一度、会議を開いて仕事の進捗状況を共有しています。また、同じビルには同期がいるので、昼休みや仕事終わりに気軽に相談できるのも良い点です

また、大企業だからこそ、色々な人がおり、さまざまな考え方を学べるのがおもしろいと感じています。

今後の目標を教えてください。

海外出張を伴う案件で、プロジェクト全体を完遂したい

今後は、海外出張を伴う案件にも積極的に挑戦していきたいと考えています。具体的には、自分で案件を受注し、輸送の手配から海外での作業完了まで、一貫してプロジェクト全体をやり遂げたいです。その中で、より大きなやりがいと達成感を感じながら、さらなる成長を目指します。

現在は日本国内を中心とした業務が多いですが、国際物流の醍醐味は、やはり国境を越えて貨物を動かし、現地での作業まで自分の目で確認できることにあると考えています。海外での作業現場に立ち会うことで、各国の物流事情や商習慣をより深く理解し、それを今後の提案に活かしていきたいです。また、プロジェクトの最初から最後まで一貫して自分が責任を持つことで、より高度な問題解決能力やプロジェクトマネジメント力を身につけ、お客様にとって真に頼れるパートナーとなることを目指しています。将来的には、大規模な国際プロジェクト輸送案件を任せてもらえるような存在になりたいです。

就職活動中の方へのメッセージ

多様なキャリアを築ける環境で、物流のおもしろさを感じて

上組は、港湾物流業界のリーディングカンパニーとして「できないことはない」という印象を抱いています。一見難しそうに感じる作業でも、上司や先輩から「それは以前にもやったことがあるよ」とアドバイスをもらえることがよくあります。多くの仕事に前例や知恵があり、安心して新しい挑戦ができるのは大きな魅力です。

また、上組のような大企業では、支店によって携わる仕事が全く異なるため、多様なキャリアを築くことが可能です。だからこそ、その中で自分が本当にやりたい仕事を明確にすることで、物流のおもしろさを感じられるはずです。物流業界の仕事は、日常生活ではあまり意識されないかもしれませんが、社会を支える上で重要な役割を担っています。最初はイメージするのが難しいかもしれませんが、やりがいを感じられるよう、応援しています。

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