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社員と仕事

営業・通関

物流に決まった型はない。
慢心することなく、常に向上心を持ち続けたい。

海外事業本部 上組メキシコ

R.E(2011年入社)

Question-1

「上組に入社を決めた理由」は?

 学生時代に英語をはじめスペイン語の習得に励み、自分が培ってきた語学力を仕事にも生かしたいという思いが強く、島国である日本の地理的事情を鑑みて、物流を通して海外との繋がりに携わることができるのではと考え、物流業界を志望、特に国際物流に強い憧れを抱いていました。
 神戸が地元なので上組の存在は知っていました。「神戸に根付く古い会社」という印象でしたが、これほどまでに歴史が長く、また事業内容が多岐にわたっていることに興味を惹かれている自分に気がつき、港湾物流最大手であり、日本の玄関口の物流を一手に担うというスケールに圧倒され、この舞台で活躍する自分の姿を想像したときに、非常に大きな達成感があるだろうと思い入社を決めました。

Question-2

「現在の仕事内容」は?
また、現在の仕事において、
必要なこと、大切なことは?

 私が所属している海外事業本部は、世界13か国32拠点ある海外拠点を統括している部門です。
現在、私はメキシコ拠点の代表者としてメキシコのケレタロ州に駐在しています。拠点長として、会社を運営するのはもちろん、日々のオペレーション業務を確認する管理者であり、また新規顧客への営業を行うセールスマンでもあり、その時々で表情を変えながら、多岐にわたる業務を行っています。
 メキシコは日本から遠く離れた異国の地であり、日本の常識などは一切通用しません。日々改善を行い、会社とともに自己成長する努力が重要になるため、「与えられた仕事でベストパフォーマンスを出す」ことをモットーに日々精進しています。
 何ひとつ予定調和がない中で、お客様に適した物流をコーディネートし、万が一トラブルが発生した場合には、そのリカバリー力も問われます。スポーツと違って練習はできません、常に本番です。そのため物流知識だけでなく、社会情勢や業界のトレンド、動向にも常にアンテナを張り巡らせ、仕事に生かす工夫をしています。

Question-3

現在の仕事の「魅力、やりがい」は?

 現地法人の駐在員でありながら、会社を経営するという、まったく予期していなかった経験をさせてもらっています。毎日数字とにらめっこしながら、毎月の経営収支に悪戦苦闘しておりますが、アメリカでの駐在経験も生かしながら、多角的に物事を捉え、健全な経営を目指しています。当然、重圧やプレッシャー、課題もまだまだたくさんありますが、それをしっかりと乗り越えることで、一皮むけ、自己成長につなげていきたいと考えています。
 営業面では、お客様が求めている物流を自らコーディネートすることに魅力を感じており、お客様にこちらから提案することで「戦略的なサービス」だと思っていただけるように心掛けています。

Question-4

仕事上での「今後の目標」は?

 物流に決まった型はなく、取り扱う商材が異なれば、当然輸送方法も異なります。また、お客様によっても求めている物流は異なります。知識はいくらあっても困りません。慢心することなく、常に向上心を持ち続けていきたいと考えています。
 そのためにはお客様が本当に求めている型に近づけることが大切なので、そのニーズを汲み取り、実践する力をもっともっと身に着ける必要があります。毎日が経験であり知識吸収の場ですから、アイデアを蓄積するチャンスはたくさんあります。その蓄積したアイデアを生かし、それをお客様に発信しなければならず、やるべきことが山積みですが、その道のプロとなることが理想です。

Question-5

上組を一言で言えば?

 「若手も活躍できる会社」だと思っています。若手は業務一辺倒という発想はなく、先輩社員と一緒にさまざまなことを経験することができます。目標を高く持ち、ひたむきに努力すれば、若い時からチャンスに巡り合い、しっかりとモノにできると思います。
 私は入社4年目に、風力発電輸送プロジェクトを担当させていただき、この時に海外出張も初めて経験しました。入社6年目からメキシコに駐在し、その後アメリカ駐在も経験、今はメキシコで拠点長として駐在しています。当初は、本当に自分でいいのだろうか、務まるのだろうか、と不安に感じていましたが、先輩社員からアドバイスをいただきながら、舞台を海外に移して仕事に取り組んでいます。学生時代に思い描いていた理想像がグローバルに活躍することだったので、それを実現した今は、さらなる飛躍に向けて挑戦していきたいと思います。

Question-6

学生のみなさんに上組の
「強み」を伝えるなら?

 150年以上も続いている企業は、世界を見渡してもそう多くありません。外国企業のお客様に上組の長い歴史をお伝えすると、みなさん驚かれます。先人たちが積み重ねてきた数々の偉業、経験を最大限に生かしながら、現代社会に適応し、変革も柔軟に取り入れることができるのが上組です。