営業・通関

一つひとつ確実に商品知識を増やしていき、
後輩たちの見本となる通関士でありたい

名古屋支店 通関部 輸出通関課

M.B(2014年入社)

一般職事務コース

Question-1

「上組に入社を決めた理由」は?

 就職の時は学校(商業高校)で勉強してきた簿記の知識を活かせる仕事がしたいと思い、事務職を希望しました。上組という会社は、高校に届いた求人票で初めて知りました。当時の私にとって「物流企業」には漠然としたイメージしかなく、未知の世界でしたが「貿易関連事務」という言葉には新鮮さを感じました。その後色々調べるなかで港湾事業の世界では業界トップの企業であることを知り、日本にとって必要不可欠な物流を支える、大きな会社の一員として働いてみたいと思うようになりました。
 1867年創業という歴史ある会社なので昔ながらのルールや規則が厳しい会社かと思っていましたが、入社してみると時代に即した働き方改革を推し進め、就業時間の短縮や残業低減など、働きやすい職場環境が整備されつつある会社でした。

Question-2

「現在の仕事内容」は?
また、現在の仕事において、
必要なこと、大切なことは?

 通関部は日本の貿易に関わる全ての輸出入貨物の通関業務を担当しています。輸出入者の代理として税関に対して法律に基づいた適正な申告を行い、許可を得ることが通関部の主な業務です。私の所属する輸出通関課では車や食品、雑貨など様々な種類の書類を作成しています。
 世の中の貨物について、すべての知識を覚えることは難しいですが、輸出される貨物について材質や用途は何かなどを調べ、一つ一つ確実に商品知識を増やしていくことが通関業務の大切なところだと思っています。

Question-3

現在の仕事の「魅力、やりがい」は?

 輸出入する貨物は「統計品目番号」という世界統一の番号に分類しなければならないのですが、この分類が難しく、時間をかけて作った書類なだけに、許可が降りた時は何年やっていても嬉しく思います。また輸出では船の出港日までに許可を得る必要がありますが、申告が多い日に全てが問題なく進んで無事に許可が下りるときは、やりがいを感じます。
 入社してから一番嬉しかったことは、通関士試験に合格したことです。通関士は貿易に関する唯一の国家資格ですが、試験は年一回しかなく、合格率が10%程度という難関です。仕事後に毎日勉強するのはとても大変で、諦めたくなる日もありましたが「きっと努力は報われる」と自分に言い聞かせ、モチベーションを維持しました。試験直前期には会社から勉強時間を配慮してもらうなど職場のサポートもいただきました。通関士として今後は、通関従業者ではできない申告を行い、今以上に責任もって仕事をしていきたいです。

Question-4

仕事上での「今後の目標」は?

 プラントや機械類に関する輸出貨物知識を深めて書類を作成していきたいです。機械類は輸出規制に抵触していないかなど確認事項が多く、より深い専門的な知識が必要になります。そのため、多くの機械や設備機器に関する知識を増やしていけるよう勉強していくつもりです。5年後にはどんな貨物も任せてもらえるような通関士になっていたいです。そして10年後には、後輩達の見本となるような知識や経験を兼ね備えていたいです。

Question-5

上組を一言で言えば?

 「港湾のリーディングカンパニー」。歴史、実力を兼ね備えて現在の地位まで登り詰め、日本の港湾を牽引している会社だと思います。

Question-6

学生のみなさんに上組の
「強み」を伝えるなら?

 上組の強さはグループの組織力だと思います。その強い組織力を活かして、私たちは世界規模で事業を行っています。