高校時代にアメリカに留学するなど、海外に対する関心が強かったこともあり、「海外と日本をつなぐ仕事」がしたいと考えて、業界を問わず色々な会社を調べていたところ、上組を知りました。長い歴史と強固な基盤を持つ会社だなというのが最初の印象です。
　説明会で、生活に密着しているのに普段あまり意識することがない港湾物流という業界を知り、私たちの暮らしに欠かせない国際物流の一翼を担う事業に魅力を感じました。そのなかで当社の企業規模と安定性、幅広い事業に惹かれたことが入社を決めた理由です。

　リスクマネジメント部は、企業価値を向上させていくうえで大切なガバナンスをコンプライアンス体制の強化を持って、機能させていく役割を担っています。
　具体的には、各支店や子会社に内在するリスクの洗い出しや、マネジメント手法等の取り組みを検討したり、社内ニュースレターを通じて従業員に身近に潜むリスクへの気づきを提供するのが主な業務です。また、輸出入業務に欠かせない通関・保税業務のセキュリティと、適切な税関手続きを推進する統括管理部門の役割もあり、貿易の円滑化等につながる仕事もしています。
　このような部署なので、全国の支店とやりとりをする上で高いコミュニケーションスキルや、さまざまな依頼や問い合わせに対応するために物流や法律に関する幅広い知識が求められていると感じています。仕事をする上では、常に全力で取り組むようにし、その中で徐々に業務の幅を広げ、それぞれの業務により主体的に、深く携われるように成長していきたいと考えています。

　会社全体を対象に働きかけられるところが魅力です。リスクマネジメント部の仕事はお客様と直接お会いしたり、表舞台に立つような業務ではないですが、私たちの取り組みが社内のさまざまな部署の円滑な業務のサポートとなり、ひいては組織全体をより良くしていくことに直結していると考えると、やりがいとモチベーションを感じています。

　信頼を寄せられる存在になりたいです。「この人に聞けば大丈夫、安心だね」そんな風に誰からも思って頼っていただける人間になりたいです。
　とにかく目の前の仕事に精一杯取り組み、「やってみる？」と言われたことはすべて取り組んでいこうと考えています。リスクマネジメント部の業務の中で培う知識は会社のどの部門でも役立つと思うので、どん欲に学び、経験と知識を蓄えていきたいです。また、企業を取り巻くさまざまな法律の知識のさらなるインプットも必要ですし、法律は日々変わるのでアップデートする勤勉さも必要だと感じています。

　「歴史のある会社」だと思います。
私たちには先輩方が築き上げた信頼を守りながら、より良い会社を目指して変革し続けるという責任があると思っています。

　ズバリ、150年の歴史の中で培われた技術やノウハウ、事業の幅広さ、お客様との信頼関係による強固な経営基盤は、他の会社には真似のできない強みだと思います。